昔、子どもがおつかいに行く様子をテレビで番組にしていた記憶がありますが、今もその類の番組やっているのでしょうか?テレビを見ないので分かりません。私の実家は田舎ですが、以前は近所に食料品を売っている雑貨屋、駄菓子屋、肉屋、鶏肉屋がありました。今は全部潰れています。
 小さい頃に親から頼まれておつかいに行きましたが、これって、社会性発達のトレーニングになっていたのではないかと思います。商売や社会の仕組み、店の人とのやり取り、無い時の対応などいろいろ学び実践することが出来る場だったのではないでしょうか?
 近くの駄菓子屋ではよくお菓子買いに行きました。おばちゃんとのやり取りがいろいろ面白かったと記憶してます。駄菓子屋には椅子など座って食べるスペースが用意されてました。友達とそこで話しをしたり、帰る途中の中学生のお兄さんと話したり、そんな記憶があります。コンビニなんかで地べたに座って食べたり話したりしている子どもを見た大人が行儀が悪いと思われるようですが、多分、私たちのような経験をしたことがないのだと思います。
 自然に生活する中で、社会性を育むためのトレーニングができたとすると、今の大人はそのことの大切さに気付けないような気がします。便利さや、経済性を追い求めたためにそのようなシステムをことごとく壊してしまい、同じように生活しているつもりでも結果が違ってしまうわけです。便利さの副作用とでも言えば良いのでしょうか?他にもいっぱいありそうですね。(続け!)