8月6日に行われた地元陸上選手権のプログラムの歴代優勝者を見ていた。10年前、1,500mは地元の高校生が、4分12秒で優勝していた。このとき、私は働きだして2年目だったけど練習はできていたので、スピードが無いのに優勝狙っていた記憶がある。ラスト勝負では負けるので1,000mでスパート、失速はしなかったけど結局ラストで負け3位(4分14秒)でした。ベスト記録でしたが、さすがに限界を感じ、この頃から本格的にハーフくらいのレースに重点を置くようになりました。
 このときの優勝者はその後、強豪大学、実業団へと進み、5,000m13分台の選手となっている。当時の優勝タイムより速いペースで5,000m走るわけです。単純に考えて1,500m一本ならば、3分50秒前後でしょうね。10年後の今、同じスタートラインから走れば1週差がつきます。10年の重みを感じます。しかし、今、実業団では、一握りの選手以外はクビと隣り合わせらしい。厳しい現実ですが、彼にはぜひとも頑張ってほしいと思います。