私もたまに手伝いに行く陸上教室で、明日の試合に向けての練習会があったようですが、その中で保護者からのクレームがあったそうです。女子のリレーなんですが、前の大会でバトンミスがあったらしく、その走者の順番を変更しろとの内容。その中で、「また失敗したら誰が責任とるんや」みたいな事まで言われたらしい。うちの教室では、ハッキリ言って、ほとんど専門的な事はしません。まあ、練習無しでリレー走るわけにもいかないので直前の今日練習したようです。陸上って単調な競技ですし、小学生のうちから専門的なことをさせたり、目一杯練習させるのは、陸上競技を嫌いにさせるリスクを高めるだけと思います。そんな方針が良いのか分かりませんが、中学校でも多くの子どもが続けてくれてますし、そこから活躍する子どもも多い。小学校と中学校で安心してバトンの受け渡しができているワケで競技力の向上につながってます。しかし、保護者の中には、より専門的にとの希望も多少あるようですね。そうすれば、小学生の内から好成績が残せる。この辺はなかなか難しい問題です。スポーツ関係の部署にいたこともあり、中学に入った途端、膝の手術しなければならない元ミニバスの選手や、肘が使い物にならなくなった少年野球選手も知ってますしね。保護者の方々にも長い目で見ていただきたいものです。