昨日の駅伝、テレビの音声だけ聞いてました。京都は前半は良かったようですが、後半総崩れしたみたいです。兵庫、長野が強かったんですが、今の男子長距離界の現状も見えてきます。実業団の衰退、大学生トップランナーの関東一極集中。企業は広告としての役割をスポーツに求めていた訳ですが、一番切り捨てられやすい部署でもあります。大学はどうか?全入時代を前に箱根駅伝という高視聴率番組を利用しない手は無いわけです。高校駅伝で外国人留学生使うのも一緒ですね。学生と実業団、両者の差が縮まることは良い面もあると思いますが、日本長距離界のレベルが上っているかって考えると決してそうではないように思います。
 昨日の長野チームのアンカーは学生ナンバーワンの実力を持っているようですが、途中、著しくペースダウンしました。おそらく、2位確保の指示があったのでしょう。最後まで追いかけて欲しいところですが、大学サイドから無理させないで欲しいとの要望があったのではと思います。あきらめずトップを狙っていけば、それを見た中高生にも良い影響を与えることが出来ると思うのですが・・・。