ランナーストップは防げない?
たしか、昨年の夏ごろ、京都マラソンのコースについて京都府警が難色を示し、大会実施が危ぶまれたとのニュース流れたと記憶している。大渋滞が予測され、緊急車両の運行等、住民の生命が危険にさらされる可能性があるからだ。で、京都市のページで消防署の位置が確認できたので、コースを書き込んでみた。すると…、特に北(地図では上)の方は完全にコースでさえぎられる形です。市中心部と比べると山に近いとは言え、住宅地もそこそこあります。右上の方もさえぎられる形ですが、一部河川敷を走るため、緊急車両の対策はしやすいかもしれません。この地図を見れば、コースの北側で緊急車両の出動要請があれば、確実にレースを止める必要があると思われます(京都は立体交差がほとんど無い)。特に地図をよくみてもらえば、コースに面した場所にも消防署(出張所)があり、ここから緊急車両が出動する場合、ランナーは走っている場合ではありません。長時間のランナーストップはこの辺が原因で起こったのではないかと推測しています。で、コースの内側は安心かといえば、大渋滞が予測されてるわけで、緊急車両の妨げとなり、まさに、住民の生命に関わる大問題だと言えます。警察からすれば「あまりに無謀なコース設定」と思ったんじゃないでしょうか。今年もほぼこのコースで実施されるため(宝ヶ池あたりで少し変更があるとの情報あり)、かなりの確率でどこかでランナーストップが起こると思われます。
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