レース後1日たちましたが、足の状態はさすがによろしくない。膝が少し痛みますが、疲労が抜ければ自然に治ると思います。
今回のレースでは25キロで顕著にエネルギー切れの症状が出たので、原因を基本的なところから考えてみることにしました。グルコースローディング(カーボローディング)て言葉を聞いたことのある方も多いと思います。筋肉のエネルギーのことをグリコーゲンっていうのですが、マラソンなど長時間の競技の前に一度、強めの練習で筋肉中のグリコーゲンを枯渇させ、炭水化物の食事でそれ以上のグリコーゲンを貯めようという手法です。このグリコーゲンですが筋肉中には1500~2000キロカロリー分ぐらいしかないそうです。フルマラソンだと大体、2500キロカロリーほどのエネルギーが必要だそうなので1500だと距離にして25キロくらい、2000でも30キロ台くらいでしょうか。いわゆる30キロの壁ですね。私の場合、25キロで筋肉中のグリコーゲンが枯渇している可能性が高いです。で、グリコーゲンの貯蔵量を増やすトレーニングですが、ネットで調べてもしっくりくるのが見つからない。自転車関係で見つけた資料ですと、FTPの上限近くでのテンポ走やLT(乳酸系のことっぽい)って記述がありました。FTPは60分で運動可能なパワーの上限のようです。ってことは、陸上競技だと強度の強いペース走、レぺテーション、インターバルあたりになりそう。
運動時のエネルギーとしては他に脂質(脂肪)があるようです。強度の強い運動ではグリコーゲン、弱い場合は脂質が優位となるようです。私の場合は全然脂質のエネルギーが活用できてないと思われますが、これは最大筋力を上げることで解決できそうです。これらのことをまとめると、パワー・筋力系、スピード重視のトレーニングが必要ってことになりそうです。25キロ以降、足がつるってとこに着目して、ゆっくりでもいいから長い距離を走って、足を作ろうと練習してましたが、本来すべきことと真逆だった可能性が高いです。
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