学生の頃、競歩だけはやりたくなかった。半分くらい歩いたところで「ウキー!」って叫んで走り出してしまうと思います。しんどいのに全然進まない、しかも失格がありゴールできない可能性も高い競技。
今回、この競歩で気の毒な事件が起こりました。基本的に陸上競技の失格は自己責任だと思います。今回の競歩の件でも、自分で周回を覚えておく必要があるし、タイム等から、ゴールか、まだ歩くのか逆算し判断する事も出来ます。フラフラだったからってのは言い訳にならないんです。だからといって審判のミスではないのかと言えば、大失態なんですね。そんな風に極限まで追い込みフラフラになった選手が間違えないようにするのが審判の仕事ですね。間違って競技場に引き入れた時点でアウトです。コースを外れても近道しているわけでは無いので、引き返して競技を続ければゴールは出来ると思います。失格から棄権になったのは、競技続行の可能性があったからとは思いますが、どっちにしても酷な話です。
しかし、長居公園には2.8キロ程の周回コースがあるのに、何故そこを使わなかったのか疑問に思います。1キロを行ったり来たりするより、審判も選手もやり易いのではないかと・・・。何か技術的な問題でもあったのでしょうか?見ている方は、近くで競技している方が見やすいのは確かですけどね。この世界陸上大阪大会を見ていると選手第一の精神が完全に抜け落ちているのではと思ってしまいます。まあ、まだ競技は続くので残りの種目全力で戦って欲しいし、応援したいと思います。
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