21日 午後 野外走43分

 今日は、初めは余裕を持って、後半は気持ちよくペースアップするイメージで走りました。足も痛まなかったんですが、やはり違和感は残ります。しかし、練習再開した頃は60分くらいかかっていたことを考えると・・・満足しときます。
 今日は職場で東京国際マラソンの新聞記事いくつか読みました。高橋選手はやはりすごい選手だと思います。日本の女子マラソンのレベルをキロ3’20″を切るペースまで引き上げ、今も高いレベルで競技を続けている。標高3,000mを越える場所での高地トレーニングが効果的なのでしょうか?
 しかし、この高地トレーニングが実は足を引っ張っているような気がします。高地トレーニングで血液中のヘモグロビンを増やすことは、マラソンのような有酸素運動では有利です。しかし、この効果はそれほど長く続かないと聞いたことがあります。実際、今回、合宿から本番までそれほど間を空けてないはず。その間に疲労も抜きながら、調整しなければならない。私も35歳なんですが、昔と何が違うかと言えば回復力なんですね。となれば、高地トレーニングの効果があるうちにピークを持っていくことは、年とともに難しくなるはずです。更に高地では、平地ほどスピードが出せないため、足への負担が軽い。このため、平地でスピードのある練習すれば足を痛めやすいとの説があるようです。そのため、男子には向かないと・・・。ぶっちゃけた話、高橋選手ほどの実力があって、最初から2時間26分切りの優勝が目安と分かっていたら、高地トレーニングは必要なかったのではないかと思えます。勝負の世界は厳しいですね。
 人のことより自分のことは?と聞かれそうですが、大会にうまくピークを合わせられた記憶がありません。大会にピークを持っていくことの難しさっていつまでたっても同じですね。