学力低下について次のように考えるとします。
・小学校に入るまでに必要なことが出来てない。
・担任が対応に追われ小学校で教えることが滞る。
・結果、学力が低下する。
保護者の教育をしなければならないと有識者の方が言っておられました。私も「うん、そのとおり」と聞いてたのですが、実際には今の保護者ってどうなんって考えたとき、あれって頭をひねりました。私は今35歳なんですが、同じくらいの年代の方が多いのではないでしょうか?で、小学校〜大学までの同級生を思い出してみても、必要なことを子どもに教えられないような同級生が思いつかない。乱暴な人間もいたし、おとなしい人間もいた。もうちょっとがんばらなあかんのとちゃう?と思うようなのもいましたが、家庭での教育不足とそれほどつながらないんです。中には離婚して働きながら子育てしてて、子どもになかなか手が回らないって例もあると思いますが、そんな家庭ばかりじゃないし、そのような場合、学校側も対応を取り易いと思います。
保護者が意図的に家庭での教育をサボっているわけではない。昔と比べれば若干サボっている面もあるかもしれませんが、時代が変わって昔ならしなくて良いことをしなければならなくなった場合(共働き等)も考えられます。虐待なんかも、できないことに恥を感じ焦った保護者が方向を間違えたために起こると思うんです。裏返せば、何とか学校行くまでの早いうちに対処しようという気持ちの表れかもと思います。ここまで考えると、学校や教育現場だけの責任や家庭教育の責任だけでは、説明つかなくなります。国やマスコミはゆとり教育の責任にしたいようですが・・・。(続くかも)
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